花紅ハナハクレナイ Flowers are Crimson

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作品詳細
 

花紅の作品詳細

○映像
コンピューター上の仮想空間に3Dモデリングにより仮想世界を作り出し、その世界を切り取るときに、墨絵に見えるようにロジックを研究開発した。
墨絵とは、実際の空間を、極めて主観的な人間の力によって、究極まで圧縮した絵画であるため、それをコンピューターでいかにその主観的な人間の力に近づけるかが重要。そこに西洋的な遠近法など、客観的な法則があれば、簡単なのだが、墨絵には、まるで、客観性などはなさそうである。映像は、動的なために、あらゆる角度で、常に、3次元空間の超主観的な2次元化である墨絵と感じる表現を創らなければいけない。
龍が登場するシーンの龍の表現や、ラストの睡蓮が咲きわたるシーンでのスヌーピーが立っている岩のアウトラインなどは、そういう視点でも、見てもらうとおもしろいと思う。

○音楽
主人公の内的な状態を、音楽として表現。
音楽は、実際の映像を見ながら、篠笛奏者に、生で、弾いて頂いた。篠笛は、日本最古からの楽器の一つ。デジタル音に、伝統的な音をリミックスしたのは、全体のコンセプトと同じ。
牛車のシーンには、実際のお寺の鐘の音が入っている。「諸行無常の響き」を感じられるのかなと思って。

○タイトル
『花紅(ハナハクレナイ)』は、蘇東坡の詩、「柳緑花紅 真面目」(柳は緑、花は紅、真面目(しんめんもく=本来の姿))から取ったもの。

○ストーリー
ふと迷い込んだ世界で、自分自身の「迷い」や「雑念」が現れたいろいろなモノたちと、対峙していくことにより、やがては、「迷い」や「雑念」が取れてくるというもの。世界は自分の中にあって、内なる成長によって、そこに、もしかしたらあるかもしれない幸福感に気づくというもの。

○作品の長さ
作品の長さは、11分1秒(661秒)。11も1も、661も素数なので。素数は魅惑で不思議な美しい力があるので。

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花紅の示詳細

展示風景

○5台のビジョンの連動
映像を表示するビュワーは、チームラボのオリジナルのもの。ビジョンに写る映像は、各ビジョン1台につきコンピューター1台によって表示されているので、それをリアルタイムに連動させなければいけない。各ビュワーが、他の5つのビュワーと、コンマ単位で、ネットワークを介して、同期を取っている。

○来場者に見てもらう際のポイント
普通に、絵巻物語の世界の中に入って楽しんでもらえればと思います。

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花紅の静止画

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